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大震災:落ち着いて出来ることだけをしましょう [海外生活]

地震発生以後,あまりの事態に言葉もなく刻一刻と更新される情報を見続けるだけでした.
NZや海外メディア(BBCなど)は,福島原発が予断を緩さない状況であることを伝えていますが,同時に日本の人々がこんな大惨事においても非常に落ち着いて行動しているとについても触れていました.
僕もこの日本人の落ち着きは世界に誇る素晴らしい美点だと思います.

今後,通常の生活に戻るには長い時間がかかり不満も溜まってくるでしょうが,非常時ですので我慢できることは我慢して,お互い助け合って事に当たって頂きたいと思います.
特に原発で作業にあたっている方々や電力供給などインフラに関わる方々は本当に必死で頑張っていると思います.批判や不満は状況が落ち着くまで置いておいて,各自出来ることをしましょう.
落ち着いて家に留まることも大切な「各自が出来ること」です.

頑張れ日本!

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キウィーベリー [海外生活]

キウィーベリーという果物を知っていますか?
僕は先日スーパーで見て初めて知りました.

こんな感じのやつです.外見はキウィフルーツとちょっと違いますね.
随分小さくて,サクランボより一回り大きいぐらいです.
果物農家の息子としては試してみないわけにはいかない.という訳で買ってみました.

1.jpg

中身はこんな感じでまさにキウィフルーツの小型版という感じでした.
皮ごと一口で食べられます.
基本的な味の系統はやっぱりキウィフルーツですが,
キウィフルーツに比べて食感はちょっと柔らかめ,味は酸っぱさが控えめで甘さ強めです.

2.jpg

個人的には,キウィフルーツの酸っぱさや堅めの食感がすきなので,また買って食べたいとまでは思いませんでしたが,柔らかくて甘いフルーツが好きな人には良いかもしれませんね.あとはケーキとかに使うとか.
子供は食べやすいのか,喜んで食べていました.
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帰国準備を始める [海外生活]

帰国まで三週間を切ったので,いよいよ帰国の準備を始めました.

僕の帰国は3月末ですが,最後の週はちょうど学会がある上に,車の処分や家の引き払いなど色々とバタバタするので,奥さんと娘はその一週間前に帰国して貰うことにしています.
だから,家族での海外生活は実質残り2週間と言えますね.

まずは荷物です.僕らの場合は研究物資と生活物資があります.
わずか一年の滞在だったので両方ともたいした量ではないですが,業者に聞いたところ航空便だとかなり高い(十万円以上)..ので,全部船便で送ることにしました.

来週末あたりに研究物資をまず船便で送ります.いつ必要になるか分からないものもあるので発送するタイミングが難しいですが,帰国後にすぐ作業を開始することを考えて早めに送ってしまう事にしました.
一方,生活物資はギリギリまで使うので妻子の帰国直前に発送しようと思っています.
こちらは自転車なんかもあったりして,結構面倒そうです.

車の処分に関しては,ネット(Trade me)で売った方が高く売れるとは思うんですが,何時売れるか分からないというのは困るんで,少し安くなっても良いから中古車屋さんで売ることにしました.
今日,早速買ってくれそうな中古車屋を探したら買っても良いという所が一つありました.
少し傷がついているんでちゃんと値段がつくか不安でしたが,購入価格の50%の見積もりでしたんでまあ良しとしましょう.

あとは,研究所や,知人・友人へのお土産なんかを揃えないといけません.
ニュージーランドはコレと言ったお土産が無いので困りますが,それでも名物のマヌカハニーや火山の泥石鹸なんかを持って帰ろうかと思っています.

ふつう帰国の際には日本の住居を決めるのが大変だそうですが,僕らの場合は一年だけということで東京の家はそのままにしてあります.
奥さんが先に帰って掃除をしてくれるので,僕は帰国直後から普段通りの生活に戻ります.
ニュージーランドではノンビリとした生活を満喫してきましたが,4月以降のスケジュールは既にかなり埋まりつつあります.
ちゃんと日本のペースに順応できるかちょっと不安ですが..

追記.アップしてから気付きましたが,ちょうど当ブログ100個目の記事が帰国準備の話になりました.海外生活ブログも残り僅かですね.

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クライストチャーチ地震に思うことなど [海外生活]

クライストチャーチ地震に関して,大変多くの方から心配を頂きました.ありがとうございました.また,ブログに頂いたコメントにも返信できず,すみませんでした.先ほど最後まで連絡が取れなかった知人とも連絡がつき,全ての知人友人の無事の確認が出来ました.
ただ,被災された方々にはお悔やみを申し上げると共に,まだ安否のわからない方々が一刻も早く救出される事を祈ります.

地震発生時は,大学院時代の仲間がNZに来てくれていたので,家族も揃って北島の火山帯の見学に行っていました.
仲間がウェリントン空港に着いたときに地震の第一報は聞いていましたが,その後は旅行中でしたので続報が入ってこず,被害の深刻さを気付くまで時間がかかってしまいました.
その為こちらからの連絡が遅れ,家族,友人,職場関係の方々にご心配をかけることになってしまいました.すみませんでした.

旅行中は宿のTVなどから情報を得ていましたが,NZのTV報道はインタビューと地震の時の映像を流すことが中心で,クライストチャーチに8ヶ月住んでいた僕らが見ても状況を上手く掴むことは難しかったです.一方,途中の宿で見た国際NHKの報道は内容に全く遅れがないばかりか,必要な情報が総合的に良くまとめられていて,とても分かりやすかったです.
結果的には,NZ地震の最も信頼できるニュースソースとなりました.
ただ,一部不愉快なインタビューがあったりして,詳細な情報を報道する一方で被災者へのいたわりについてはNZのTVを見習って貰いたいと感じる部分がありました.

僕らがクライストチャーチ在住時に住んでいた家は,崩壊した大聖堂から700mほどの市内中心部でした.建物自体は崩壊していないものの周りの道路は封鎖されていて,脱出することも出来なかったと思います.


今回の地震については,地震は専門ではないものの地球科学者として出来ることがあったのではないかと自問しています.
後から発言するのは卑怯ですが,Tさんらと話をしていた,余震が余り収束しなかったことや,その分布の不自然さをもっと積極的に発信していけば良かったと後悔しています.

一方,クライストチャーチ市の対応や一部NZの地質専門家にも不満があります.
昨年9月の地震の後.今年のラグビーワールドカップに向けた復旧を急ぐ余り,次の地震に対する対策を練ることが疎かにされていた気がします.
つまり,前回崩壊しなかった建物については,被害をチェックするだけでなく,耐震性を補強する方向にもっと動くべきだったのでは無いかと感じます.
また,僕の受け入れ教官も,地震後とても安易に余震は収束するだろうと発言していました.色々注意を促しましたが,あまり聞き入れては貰えませんでした.その彼が,今またTVで発言しているのを見ると複雑な気分です.

最後に,クライストチャーチの復旧には当分時間が掛かると思いますが,それでも被災された方々が一刻も早く日常生活に戻れることを期待します.


クライストチャーチ地震:家族共々無事です [海外生活]

クライストチャーチ地震に関して,多くの方にご心配頂きました.
どうもありがとうございました.
僕ら家族は昨年末にウェリントンに引っ越していたので,幸運にも今回の地震では被害を受けませんでした.
家族揃って無事です.

ただ,テレビで見ると僕らが住んでいた辺りは大変な事になっているみたいです.
そして,まだ連絡が取れない知り合いもいるので心配です.
救助活動が迅速に進むことを願いたいと思います.


<2011.2.24追記>
実は,いま家族揃って北島火山地帯の見学に来ていて,あまり現地の情報は入ってきていません.
色々問い合わせを頂くのですが,お答えできることはほとんどありません.
申し訳ありません.
滞在中の宿ではNHKを受信できるのですが,NHKのニュージーランド地震情報はこちらのテレビ報道とほとんど遜色ない内容になっています.
むしろ僕らにとっては,NZの報道より分かりやすいぐらいです.
ぜひNHKから情報を得て下さい.


大家さん失職とNZの構造改革 [海外生活]

あまり詳しくないんですが,ニュージーランドは10年ほど前から行政の構造改革を進めていて,社会システムが色々と変わったそうです.

大学・研究所も大規模なリストラを行い,沢山の研究者が仕事を失ったそうです.
そう言えば,大学院の時に僕の研究室に来ていたニュージーランドの先生も,そのあと職を失ったらしく,今は何処で何をされているか分かりません.

ところで,昨日大家さんから彼が3月末で失職することになったことを聞きました.
大家さんは,大学やその他の教育機関を統轄する政府機関に勤めています.
正月明け頃に,彼の所属する部門がかなり縮小されるらしいこと,そして彼はその縮小作業に従事した上に,最後に自分の職も審査されることを聞いていましたが,結局失職となったようです.かなり厳しい話ですね.

やはり彼もショックを受けている様ですが,それでもそこまで深刻な感じでは無く,
4月から一ヶ月ぐらいヨーロッパを旅行して,帰ったら次の職を探そうと言っていました.
彼は50才ぐらいだと思うので,日本だったら再チャンスはなかなか無いと思いますが,
ニュージーランドはセカンドチャンスがある国です.
これまでのキャリアもあるし,きっとちゃんと次の職も見つかるんでしょう.

失業率が高くても,社会に閉塞感が漂わない理由はこの辺りにあるんでしょうか.


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Scorching bayでの休日 [海外生活]

最近,週末は天気が良くないことが多かったのですが,昨日は久々に良い天気でした.
何処へ出かけるか家族会議を開いたところ,
娘が海に行きたいと希望したので,サンドウィッチを持ってビーチに行って来ました.

SUG_0026.jpg

行ったのは.Scorching bayというウェリントン市の東側にある半島のビーチです.
自宅から車で20分,と言ってもウェリントン市を通過して反対側まで行っているので,
市内からだと約10分ってところです.
首都からこのアクセスでこれだけのビーチがあるってのは良いですね.

SUG_0046.jpg

水はそれほど冷たくなく,泳ぐ気になれば僕らでもいけそうです.
でも僕は水着を持ってこなかったので,泳げず.

娘も,家の中では良く水着をもって歩いて泳ぎに行きたいと言っていますが,
いざ海に行くと怖がって泳げません.ので,砂場遊びに終始しました.

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のんびりとした晩夏の1日でした.

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朝市で野菜と魚を買う [海外生活]

今朝,ウェリントンの日曜マーケットに行ってきました.
場所はニュージーランド国立博物館(Te Papa)横の広場です.

SUG_9956.jpg

新鮮な野菜や果物がかなり安く売られています.
アジア系食材もけっこうあったので,色々まとめ買いをしてきました.
 
SUG_9980.jpg

さらに横のマリーナでは漁船が横付けして,釣ってきた魚をその場で売っています.
頼めばちゃんと三枚におろしてもくれます.とにかく新鮮で安い!
鯛に似た魚を二匹と,イカを数ハイ買いました(20ドル).

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近々ヨットレースがあるらしく,マリーナにはレースヨットが留まっていました.
"Velux 5coeans"というレースで,単独ヨットで世界一周するレースらしいです.
http://www.velux5oceans.com/#/latest-news/41

しかも,海の荒い南大洋を横断するらしく,世界一過酷なレースと紹介されていました.
宣伝文句は「エベレストには2500人,宇宙には500人行ったけれど,単独ヨットで世界一周した人間は150人しかいない」とのことです.
約8ヶ月間も続くレースで,一日の睡眠は数時間とのこと.まあそれは確かに過酷だなあ.
ウェリントン到着は2月6日だそうで,たぶん家のバルコニーから見えるので楽しみです.

SUG_9995.jpg

最後にマリーナからウェリントン市内を展望.
この景色を眺めるのもあと何回あるか,NZ生活もあと2ヶ月です.
そろそろ帰国準備を始めなくては.
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家探し in Wellington [海外生活]

ちょっとご無沙汰ですが,健忘禄も兼ねて,NZ生活の事も書き留めていきます.
既にウェリントンに来て一ヶ月以上も経ちましたが,ここは本当に風が強いです.
さすが"Windy Wellington"と呼ばれるだけあります.

さて,今日はウェリントンでの家探しについて.
NZに来て二回目の家探しですが,今回も少しだけですが苦労しました.
クライストチャーチの時に比べれば楽勝でしたけど)

例によって,家探しは"Trade me"から始まります.
前も書きましたが,Yahoo オークションの親戚みたいなものですね.

今回の家探しは,南島旅行中からスタートしました.
クライストチャーチの家はオーストラリア出張前に引き払ってましたし,ホテル住まいは経済的に厳しいので,出来ればウェリントンに移動前に目星をつけようと考えていました.

ウェリントンでの生活は僅か3,4ヶ月ですので,狙うはやっぱり家具付き物件です.
そして,研究所がウェリントン市内から少し離れたLower Hutt市にあるので,そちらへのアクセスも考慮して物件探しを開始しました.

ところが,旅行先からめぼしい物件にメールを送っても,ナカナカ返事が来ない.
返事が来ても,実は家具付きじゃなかったんだとか,条件が違っていたりとか,
まあやっぱり短期滞在の外国人だと,一戸建て物件なんかはやはり難しいのかもですね.

困ったなあと思ってたら,一つの物件のオーナーから連絡がありました.
その物件はLower Huttに少し遠く,家賃も高かったので,本命では無かったのですが,
オーナーが,「本当は1年以上貸し出したいけど,外国から折角来るなら短期でも貸すよ」
と言ってくれました.

メールをやり取りしてみると,どうやら彼もPhDらしく,こちらの問い合わせメールを読んで研究者なら是非融通してやらねばと思ったそうです.しかも,彼もかつて日本に2年ほど住んでいたことがあるとのことです.
そして,「ウェリントンに来てホテル住まいは大変だろうから,到着にあわせて全てセットアップしておくよ」と言ってくれました.
さらに,契約(入金)は入居後でオッケーとのこと.

オーナーはしっかりした人だし(たぶん官僚),そこまでして頂くなら物件を見る前に決めちゃっても良いかな,家賃はちょっと高いけど(550$/週)まあ4ヶ月だけだし,
と言うことで,予想外でしたがウェリントン移動前に決めてしまいました.
やはり,住居が未定のまま新しい街に行くのは不安なので,随分気が楽になりましたね.


その後,実際に住んでいますが,とても良い選択だったと思います.
近くに子供を遊ばせる所は無いのが残念ですが,ウェリントンだと何処でもそうだし.
研究所にもウェリントン市内にもまあアクセスが良く,景色も良いので気に入っています.
特に夜景がキレイ.

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もう一つ気に入っているのが,家具と一緒に大量の書籍も揃っていることです.
数千冊はあると思います.
まあ彼の専門である哲学や政治の本が中心で,それらはとても読めませんが,
その他にも建築や自然科学の本もあって,パラパラ見るだけでも楽しいです.

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そうこうしている間にNZ生活もあと三ヶ月をきりました.
残りの日々を楽しんで過ごしたいと思います.


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2010年の仕事納め? [海外生活]

僕の研究所は今日のお昼で今年の仕事納めです.
これから1月5日まで,クリスマス休暇か夏休みか分かりませんが,とにかく休みです.

休み長いなあと思われると思いますが,他の企業などは既に休みに入っている所が多く,どうやら公的機関が昨日今日で仕事納めのようです.

と言っても,既に有給を取って長期休暇に入っている人も多いので所内は閑散としてます.
僕は11月にたっぷり休んだので,年末年始は自宅でゆっくり論文を書こうと思います.
それにしても真夏で日も長いので,全くクリスマスというか年末の雰囲気は出ませんね.


さて,ニュージーランドの凄いところは,朝のテレビニュースまで休みだと言うことです.
毎朝チェックしていたTVNZのモーニングショーは先週の金曜日で終わってしまいました.

2815594.jpg

左は僕が勝手にニュージーランドの「みのもんた」と読んでたおじさんです.
ちょっとアジア人としては納得できない発言が多いものの,歯に衣着せぬ発言はそれなりに面白く,毎朝欠かさず見てました.
ですが,少し前の生放送で問題発言(やはり差別関係)をかましてクビになりました.

右側の女性も知的で分かりやすい英語を話す方でしたが,来年から産休に入るそうです.
ちょっと寂しいですね.

とりあえず今週は朝のニュースが見られないので,なぜかSKYでオーストラリアのニュースをみています.それにしてもオーストラリアの英語は聞き取れません.



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