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Magic mouseとWireless keyboard [海外生活]

僕はMacユーザーですが,今はMacBookProを使っています.
13inchなのでモニターは小さいですが,それほど不自由なく過ごしてきました.

ところが受け入れ研究者が,「こんな小さなモニターでは仕事にならないだろう!」と仰り,デルの20inchモニターを用意してくれました.
ただ,同時に用意してくれたキーボードとマウスがマックに上手く対応しません.

というわけで,Magic mouseとWierless keyboardを買いました.
まあ帰国後も使えますしね.

ところがこのMagic mouse.カーソルの移動速度が異常に遅い!
どうしたものかとネットを検索すると,やはり多くの方がコメントされていて,対策も既に色々報告されていました.
対策としては,ターミナルでコマンドを打ち込むってのもありましたが,調整の都度ターミナルを起動するのが面倒なので,フリーソフトの「MOUSEZOOM」をインストールして解決しました.
http://benh57.com/mousezoom.html

一方,Wireless keyboardにもちょっと困ったことがありました.
それはニオイです.接着剤だと思われますが,刺激臭がしてちょっと困っています.
人工的なニオイが苦手というのもありますが,部屋中にニオイが充満してキツイです.
週末,天日干しをしてみましたがあまり変化はありませんでした.
時間と共に臭わなくなっていくとは思いますが,困ったものです.

以上,健忘禄的な書き込みでした.

ウェリントンへ引っ越し [海外生活]

オーストラリアから帰国してからしばらくは本当にバタバタした生活で,ブログ更新も随分ご無沙汰になってしまいました.

実は,オーストラリアから帰国後にしばらく休暇を取りました.
休んでばかりじゃないかと怒られそうですが,結婚時を除くと研究職に就いてから今まで数日しか休暇を取った事がないので,ほとんど始めてゆっくり休みを取りました.

両親と弟が長野と沖縄から遙々訪ねて来てくれたので,一緒に南島を観光しました.
クイーンズタウンを拠点として,ミルフォードサウンドやルートバーントラックなど,著名な場所をまわりました.さすが観光立国だけあって,風光明媚でしたね.
そのうち詳しく報告したいと思います.

その後は,クライストチャーチを引き払ってウェリントンに引っ越しをしました.
留学期間もあと4ヶ月となりましたが,残りの期間はウェリントンの核化学研究所(GNS)で加速器を使った研究を進めることになっています.
ウェリントンでの家探しは,やはり当初苦労しましたが,とても親切な大家さんに知り合うことが出来て,その後はとてもスムーズに進みました.

本当は研究所のあるLower Huttが良かったのですが,なかなか物件が無く,結局ウェリントン市内に住むことにしました.
ウェリントンは南島と比べると本当に都会で,東京に戻るリハビリに丁度良いかもしれないですね.

というわけで,これからは落ち着いてまたブログ発信していきたいと思います.
どうぞ宜しくお願いします.

シドニー観光 [海外生活]

充実したANUでの短期滞在もあっと言う間に終わった.
あとはNZに帰国するだけだけど,折角の機会なのでシドニーで観光していくことに..

シドニーは,今年3月に南極帰りのしらせで寄港して以来だ.
その時は約5ヶ月ぶりの文明圏だったのに,滞在は2日(自由時間は半日×2)だけで,
バーでビールを飲んで,中華料理を食べた(ご馳走になった)だけで終わったしまった.
今回はその時のリベンジもあって,有名なシドニー水族館や紀伊国屋で本を見たいなと思っていた.

さて,まずはシドニー室内動物園(ワイルドライフワールド).
娘は念願のコアラに会えて,大満足.
まあコアラは寝てるか,寝ながらユーカリを食べているだけだけど.
(ただ,有料の写真撮影をお願いしないとゲージの中には入れない)

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オペラハウス.
実物も絵葉書のように美しい.やはり海から見るのが一番景色が映えるかも.
豪華クルーズに参加せずとも,シドニー湾を運行のフェリーで充分に景色が楽しめる.

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そのフェリーに乗ってマンリービーチへ.
まだ初夏だけど,ビーチには海水浴客が沢山.
まあ僕らは泳ぐつもりはないので,フィッシュ&チップスを食べ,海岸を散策.
下は,太平洋を望む高級住宅.
新聞で読むと,シドニーの不動産は凄く高くて,市内のコンドミニアムは1〜2億円はするらしいけど,これらの住宅は確実にもっと高いだろうな.

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最後にオーストラリア博物館.
地球科学者としては外せないスポット.特にオーストラリアは豊富な鉱物資源や独特な植物・動物相が存在するので,とても面白い
下の写真はジャイアントウォンバット.他にも多数の大型ほ乳類が僅か数万年前に絶滅したらしい.
不勉強ながら,こんな大きなほ乳類がオーストラリアにいたとは知らなかった.
恐らくアボリジニーの人々によって狩られてしまったらしい.
北半球のマンモスにしろ,大型ほ乳類は人類の拡散に伴って大変な受難を被ったことが分かる.

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脱オムツ宣言 [海外生活]

実は研究以外に,キャンベラ滞在中の大きな目標がもう一つある.
それは娘のオムツ卒業だ.

娘は既に2才半になるのだけれど,まだオムツがとれない.
今まで何度かとれそうになったのだけれど,もう一歩が踏み出せずオムツ生活に逆戻りしてきた.
最近は,どうやらトイレ恐怖症のような感じで,トイレに行くのを嫌がるだけでなく,オムツの交換も拒否することが多い.

そこで,キャンベラ滞在中に一念発起して,家族揃って脱オムツに取り組むことにした.
まずは,トイレの神様というのを設定して,オムツがとれない子供はトイレの国に連れてかれてしまうということに.「トイレの国は地下深くにあって暗くて地震が多いんだよ」と怖がらす.
そして,まあ大学宿舎に申し訳ないけれど,危険を承知で日中はトレーニングパンツで過ごす.

第1日目は,見事に失敗続きで大変な事になっているけれど,明日以降少しずつでも前進できることを期待しよう.


ポスドク君帰国,そして僕らはオーストラリアへ [海外生活]

珍しく慌ただしい日々を過ごすうちに更新が滞ってしまいました.
先週からの出来事をまとめると以下の様な感じ.

・ポスドク君の論文が完成.無事に投稿完了.
・週末までマウントクックへ山岳氷河地形・地質調査.
・ポスドク君が日本へ帰国.
・カンタベリー大学の研究物資を梱包し,日本とウェリントンのGNSヘ発送.
・来年度の南極調査の準備を開始(予算が確保できるでしょうか?).

そして,週後半からはしばらくオーストラリアのキャンベラへ出張します.
家族揃っての移動なので大変だけど,折角なので帰りのシドニーでは有名なシドニー水族館に子供を連れて行きたいなと思っています.

氷河地形調査については,また改めて報告できればと思っています.



MTB:Godley Head Track [海外生活]

週末は,元地理学専攻さんに誘って頂いてMTBに出かけた.

コースはGodley Head Trackというクライストチャーチの南側の尾根の東端部.
この尾根は,約1200~1000万年前に形成された成層火山の北側斜面に相当する.
一方,火口部分にあたるであろう部分はすっかり侵食されて,リトルトン港がある入り江となっている.

下の写真はトラックから南西側を見た光景.右手にリトルトン港が少し見える.
左手の入り江に向かって緩やかに傾斜している部分は600万年前の新期溶岩.

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さて,本コースは中級者向き(下から二つ目のカテゴリー)となっているけれど,実際はなかなかハードな部分もあるし,日本だったら少なくとも中上級者向けという所だろうか.
それにしても,最高の天気の中,海に駆け下りる様なトラックは本当に気持ちが良かった.

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羊の放牧地を利用しているため,ときどき羊の群れを突っ切ることもあるし,放牧地の境界では柵を越えないと行けない部分もある.まあこれもなかなか楽しい.

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それにしても,9月中旬あたりから本当に天候が良くなってきた.
春が来たと言うより,一足飛びに夏が来たかのような天気.
ポスドク君の論文書きが上手く進めば,来週は氷河地形調査に出かけたいと思っているけれど,それまで天気が持ってくれることを祈りたい.

留学期間の折り返し [海外生活]

昨日から10月ということで,僕の海外留学期間も残り半年になった.
早いものだ.

そして,仕事の方も昨日までに色々区切りが付いた.
講義・実習も終わり,助成金の報告書も完成し,細々とした実験系の作業も終わった.
だが一方で,大学施設には地震の影響がジワジワ残っていて,当初の研究計画は修正が必要になってきた.
問題は,こちらのスタッフと共同で進めている実験作業がある機器の不調のため,ストップしていること.これは僕の力ではどうにも出来なく,困っていた.

と言うわけで,カンタベリー地震後から色々と今後の研究計画の練り直しを進めていて,大体見通しがたってきた.

まず,10月末から3週間ほどオーストラリア国立大学へ行き,向こうの共同研究者と別に進めている研究の議論と出来れば論文を書く.
そして12月からは,ウェリントンのGNS(Geological Nuclear Science)へ異動して,残りの実験作業を向こうで進める.

引っ越し続きで家族には申し訳ないけれど,留学中の成果を挙げるために我慢して頂き,しばらくジプシー生活に突入と言うことになりそうだ.

もちろん,その前に来週からはポスドク君の論文書きをまず終わらせなくては.


初講義終了と研究仲間到着 [海外生活]

今朝,講義の一つ目を無事に終えることが出来た.
先週から,カンペを作り,練習を重ねてきたのでまあまあ上手く講義できたと思う.
質問も活発に出たし,去年,日本で教養の講義を受け持ったときよりも,生徒とのキャッチボールという面では意外にも楽しむことが出来た.

あとは,水曜日にもう一つの講義と週末までに実験(実習)が三つ.
その他に,助成金の報告書が週末まで.少し忙しくなってきたが頑張って進めよう.


そして先週末,日本から同じ研究所所属のポスドク君がNZまで遙々やってきた.
彼は,以前このブログで取りあげた我々のグループ期待の若手.
こっちで僕とマンツーマンで彼の論文を仕上げること,そして来年の南極調査に向けてNZの山岳氷河地形の巡検することが目的だ.
ただ,論文が仕上がらなくては彼の来年の雇用も危ういので,後半部分は論文の進み次第.
頑張ってドシドシ進めて貰わなくては.

さらに日曜日には,桜満開のハグレー公園で元地理学専攻さんファミリーとお会いした.
MTBの事以外にも,NZの生活や地震のことなどをお話ししながら楽しい一時を過ごした.
そして今週末にはポートヒルの方へMTBツアーに行くことに.楽しみ!



Visited Countries [海外生活]

当ブログにコメント頂いたのhirokichiさんのWebに面白いコンテンツがあったので,マネさせて頂きました.

Visited Countriesという旅行・滞在した国を図中に示してくれるコンテンツ.
最近,記憶力が怪しくなっているので,自分のためのメモを兼ねてまとめてみました(左下図).

ほとんどは仕事だけれども,幸運な事に沢山の国に行くチャンスに恵まれてきました..
感謝です
訪問国は以下の通り(プライベートで行ったのはハワイとカナダのみだけど).

<ヨーロッパ>
イギリス
フランス
ドイツ
イタリア
スペイン
ギリシャ

<アメリカ大陸>
アメリカ
カナダ
バルバドス
ブラジル

<アフリカ大陸>
南アフリカ

<アジア・オセアニア>
台湾
タイ
パラオ
オーストラリア
ニュージーランド

そして残念ながら図中にないけど
南極

マウンテンバイクを購入 [海外生活]

NZに来てしばらくして,思い切ってマウンテンバイクを購入した.

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大学生の頃,僕は自転車が好きで,暇があればロードレーサーやマウンテンバイクに乗っていた.まあ所属していたクラブがトライアスロンクラブだったので,要はトレーニングだったのだけど..

その後,大学卒業と共に自転車に乗る時間がなくなり,そのうちマウンテンバイクは盗まれ,ロードレーサーは弟が持って行ってしまった.
そうなると貧乏大学院生には新しい自転車なんて買えず,卒業後も結婚だ,出産だと,気付くと10年以上も自転車が欲しいと言い続けてきたまま,結局買えず現在に至ってしまった.
(後日談としては,そのロードレーサーでトレーニングを積んだ弟は,現在プロのトライアスリートになっている..)

ところが,この自転車欲しい心が,アウトドア天国ニュージーランドに来てから再燃した.
なにしろ,クライストチャーチのスポーツ自転車の普及率はもの凄く,毎朝の通勤ではMTBに乗った老若男女が軽快に通り過ぎていくし,休日に郊外へ行けば沢山のカラフルなロードレーサーが山や平地を走っているのを見かける.
そもそも,僅か人口30万程度の街なのに,本格的な自転車を扱う店が少なくとも10軒以上はありそうだ.

そして,自転車屋さんの多くが冬期バーゲンセールを始めたのだ.
当然,気になって自転車屋さん巡りをしていたら,これは!という自転車に行き当たってしまった.

MERIDA(メリダ)という日本では馴染みがないけれど,スペシャライズドなど世界中の一流自転車をOEM生産しているという実は有名な台湾のメーカー.
そのMERIDAの2010年モデル,前後フルサスペンション,コンポはシマノXTベース(マニアックですみません)という本格使用のMTBが定価の半額で売っていたのだ.価格は日本円で十万ちょっと.
為替の影響もあって,これは信じられない価格(なんです).
もちろん高額なのは変わらないし,この出費は痛い..けど欲しい.
結局,セールの最後の最後まで迷ったけれど,奥さんを説得して思い切って買ってしまった.

その後は,天気の良い週末は欠かさずコースに出かけて,充実のMTBライフを送っている.

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