航空便輸送物資の梱包 [南極]
昨日からブログ再開したところですが,早速昨日の作業を紹介します.
今週は,南極調査物資輸送のために梱包作業をしています.
僕らは昭和基地に行かない別働隊ですので,物資輸送も全く別ルートとなります.
物資は(僕らも),南アフリカからロシア基地経由で南極のベルギー基地まで輸送して,そこからスノーモービルで運搬するんですが,とりあえず南アフリカのケープタウンの国際的な南極輸送物資ターミナルまで送る必要があります.
まず,8月のとても暑い頃に船便でケープタウンまで送る物資を発送しました.
この時に送った物資は主にキャンプ・調査道具です.
こういった重量物は輸送料金が高いので,頑張って船便にあわせて準備しました.
この時送った物資の重量は1400 kgぐらいです.
一方,今回輸送するのは主に食料です.
食料は,赤道経由でゆっくり運ばれる船便にはちょっと載せられません.
腐っちゃいますからね.
そこで,料金は少々高いですが,航空便で輸送します.
まあ僕らの食料はほとんどフリーズドライですので,実際それほど重くはないです.
さて,下の写真が梱包したプラスティックのダンボールです.
普通のダンボールだと濡れて駄目になってしまうので,特注の「プラダン」を使います.
今日の作業で,全調査期間中の基本的なレーション(食糧分け)が出来ました.
あとは,明日不足している食料品などを追加して,仕上げです.
順調に進んでます.
今週は,南極調査物資輸送のために梱包作業をしています.
僕らは昭和基地に行かない別働隊ですので,物資輸送も全く別ルートとなります.
物資は(僕らも),南アフリカからロシア基地経由で南極のベルギー基地まで輸送して,そこからスノーモービルで運搬するんですが,とりあえず南アフリカのケープタウンの国際的な南極輸送物資ターミナルまで送る必要があります.
まず,8月のとても暑い頃に船便でケープタウンまで送る物資を発送しました.
この時に送った物資は主にキャンプ・調査道具です.
こういった重量物は輸送料金が高いので,頑張って船便にあわせて準備しました.
この時送った物資の重量は1400 kgぐらいです.
一方,今回輸送するのは主に食料です.
食料は,赤道経由でゆっくり運ばれる船便にはちょっと載せられません.
腐っちゃいますからね.
そこで,料金は少々高いですが,航空便で輸送します.
まあ僕らの食料はほとんどフリーズドライですので,実際それほど重くはないです.
さて,下の写真が梱包したプラスティックのダンボールです.
普通のダンボールだと濡れて駄目になってしまうので,特注の「プラダン」を使います.
今日の作業で,全調査期間中の基本的なレーション(食糧分け)が出来ました.
あとは,明日不足している食料品などを追加して,仕上げです.
順調に進んでます.
500食分って量は半端ないっすね~~
これが、100日間の命の綱ってことなんでしょうし、現地に一旦入っちゃったら、そう簡単に補給なんて出来ないでしょうし・・・
でもそう考えると、なんだか少ないような気がしないでも・・・
きっと経験に基づいた量なんでしょうから、私なんかの心配は及ばないことなんだと思いますけれど・・・
わぁ~いよいよ始まった~~って感じがします・・・
by タッキー (2011-10-13 04:39)
非常食や一部飲料も入っていまして,重さにすると全部で約800 kgです.
一日あたりだと一人1 kgぐらいでしょうか.
飲料や梱包材もあることを考えると,普段の生活に比べてずいぶん少ないと思いますが,予備もちゃんとありますので,大丈夫な予定です.
まあ僕らも行ってみないとわからない部分もあって不安は尽きませんが,どこかでラインを引いていかないとなんで,最後はエイヤ!と決めてしまいますね.
by paleomagician (2011-10-13 18:41)