南極野外調査の紹介2 [南極]
長くなってしまった僕らの南極調査紹介ですが,いよいよ最後です.
と言っても今日はほぼスライドショーです.出発直前で余裕が無い..
まずは僕らの調査スタイルの紹介.
南極調査は寒い...ホントに寒いです.そして,何より風が強い.
なので,基本的に肌の露出を避けるためにこんな感じのスタイルになります.
後になると,写真を撮った僕でも誰だかわかりません(笑).
スノーモービルで山の麓まで辿り着いた後は,ひたすら山を登ります.
兎に角少しでも標高が高いところにある氷河の痕跡を探すわけです.
日当たりの良い斜面を登っていくと,露岩域が広がっています.
もう何百万年も寒冷な南極の地で吹きっさらしになっているので,大抵はガレ場です.
下りなどは不安定な足場が続くので,慎重に進みます.
そして,前回調査の最高標高地点(約2500m)まで登り詰めました.
この時点で既に夕方5時ぐらいですが,白夜なので明るい!
もちろん体はクタクタでしたが,この絶景を見て救われた気分です.感動!
このツルっとした岩盤は,数百万年前に氷河がここを通過して,研磨した痕跡です.
こういった箇所を調査・試料採取することで,過去の南極氷床の形の復元を進めています.
と言っても今日はほぼスライドショーです.出発直前で余裕が無い..
まずは僕らの調査スタイルの紹介.
南極調査は寒い...ホントに寒いです.そして,何より風が強い.
なので,基本的に肌の露出を避けるためにこんな感じのスタイルになります.
後になると,写真を撮った僕でも誰だかわかりません(笑).
スノーモービルで山の麓まで辿り着いた後は,ひたすら山を登ります.
兎に角少しでも標高が高いところにある氷河の痕跡を探すわけです.
日当たりの良い斜面を登っていくと,露岩域が広がっています.
もう何百万年も寒冷な南極の地で吹きっさらしになっているので,大抵はガレ場です.
下りなどは不安定な足場が続くので,慎重に進みます.
そして,前回調査の最高標高地点(約2500m)まで登り詰めました.
この時点で既に夕方5時ぐらいですが,白夜なので明るい!
もちろん体はクタクタでしたが,この絶景を見て救われた気分です.感動!
このツルっとした岩盤は,数百万年前に氷河がここを通過して,研磨した痕跡です.
こういった箇所を調査・試料採取することで,過去の南極氷床の形の復元を進めています.
出発前でお忙しいんでしょうね。
もうブログの更新は無くなっちゃうのかな?
お持ちになった信濃鶴が少しでもお役に立てたら幸いです。
信州にお戻りの際には、またお寄りください。
とにかくご無事でお帰りになることを祈っております。
頑張ってください!!!
by 岳志 (2011-11-10 00:17)
今夜辺り、日本は満月なんだと思いますが、南極に行っちゃうと、日本みたいなお月様は見ることが出来なくなっちゃうんでしょうね・・・
それぞれにプロフェッショナルな方々でしょうから、私なんかが心配する事は無いと思いますが、そうは言っても何があるかわからない場所なんだと思います。充分に注意され、ご無事で帰国されますようお祈りいたします。
以前うかがった、お父様の失敗談・・・
この写真を見て判りました。
まるで銀行○○でも出来そうないでたちですね~~^^;
by タッキー (2011-11-10 08:09)
岳志さま,タッキーさま
ブログでのコメント・声援ありがとうございました!!
僕らは無事にケープタウンにつきまして,物資の確認も済み,明日いよいよ南極へのフライト予定です(天気が良ければ).
ここから先はネット環境が厳しいので,ブログ更新はなかなか難しいですが,チャンスがあればアップしていきたいと思います.
by paleomagician (2011-11-14 18:51)