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南極調査に向けた体力作り [南極]

フィールド系の研究者は文字通り体が資本です.
研究者というと,実験・解析など頭脳労働が中心のイメージがあるかもしれませんが,
僕らフィールド系の研究者はなんと言っても野外でのデータ取得が最も大切だからです.
特に南極相手の仕事では,体力の充実なくしては自分の命を守る事もままなりません.

でも,実際30代も半ばに差し掛かってくると20代の頃の様には体が動きません.
と言っても,まだまだ充分元気はあるわけで,現在の体力レベルを維持していけるかが今後の研究活動を左右すると言っても過言で無いかもしれません.

と前置きが長くなりましたが,少し前から次の南極調査に向けての体力作りを始めました.
週に2, 3度のランニング程度ですが,ちょっと気合いを入れて走っています.
ただ,家の目の前に素晴らしいコース(ハグレー公園内)があったクライストチャーチと違って,ウェリントンは坂ばかりであまり良いコースが見あたりません.

そこで発想を転換して,
ウェリントンではMt. Kaukauという裏山のトレッキングコースを走ってます.
そう,トレイルランニングですね.

SUG_9931.jpg

上の写真で鉄塔が建っている山がMt. Kaukauです.
ふもとの駐車場から頂上までトレッキングコースが整備されており,ここを走ります.

SUG_9897.jpg
登りはじめは整備された公園からです.

SUG_9898.jpg
そして小川沿いを走り登っていきます.

SUG_9904.jpg
20分ほど走って,ようやく鉄塔が見えてきます.

SUG_9927.jpg
そして,頂上に到着.標高差はたぶん300m程度でしょうか.
なかなかハードな登りです.奥にウェリントン市内が見えますね.

SUG_9913.jpg
天気が良い日だと,頂上からの眺めは素晴らしいです.
手前の海はクック海峡,その向こう側に見えるのはNZの南島です.
風力発電のプロペラも見えますね.

SUG_9922.jpg
一国の首都とは言え,さすがニュージーランドです.
ウェリントン市内の反対側の景色はこんな感じで,牧草地帯が続きます.

帰りは迂回コースを走って,トータルでおおよそ45分です.
なかなかキツイですが,景色も良いですし,楽しいコースです.

さて,このトレーニングを続ければ結構体力をつけることが出来そうです.
と言うわけで一念発起,今年は富士登山競争に出てみようかなとも思ってます.

実は21才?の時にも富士登山競争に出場したことがあり,制限時間ギリギリの完走でした.
次は10年以上ぶりの再チャレンジとなりますが,どうなる事やら..


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